千月堂のFX自動売買ボットでは、これまで5種類の戦略を P1、P2、P2_TMA、P2_EW、EW_PURE という名前で管理してきた。
しかし、戦略が増え、派生形(P2 → P2_TMA、P2_EW → EW_PURE)が出てくるにつれ、名称の付け方にバラつきが出てきた。検証や記録の文脈で「どの戦略がどれだったか」を瞬時に判断しづらい場面も増えてきたため、命名規則を統一することにした。
変更内容
- 戦略名を
PT001〜PT005の連番形式に統一 - 末尾の3桁数字は、MAGICナンバーの先頭1桁と一致
- 本日 (2026-04-29) より、ライブトレーダーのログ・MT5の注文コメント表示が新名称に切り替わる
- 過去のブログ記事・バックテスト報告書は旧名称のまま残置(履歴として尊重)
新旧マッピング
| 新名称 | 旧名称 | MAGIC | 状態 | 戦略の概要 |
|---|---|---|---|---|
| PT001 | P1 | 10001 / 10002 | 稼働中 | 押し目買い・戻り売り(4Hトレンド方向の15分足初動) |
| PT002 | P2 | 20001 / 20002 | 稼働中 | トレンド転換初動(エリオット第3波相当・メイン手法) |
| PT003 | P2_TMA | 30001 / 30002 | 稼働中 | P2 + 4H方向一致 + 時間帯フィルタ + NZDUSD除外 |
| PT004 | P2_EW | 40001 / 40002 | 2026-04-26 撤去 | P2 + エリオット波動フィルタ。PF 0.96 で撤去 |
| PT005 | EW_PURE | 50001 / 50002 | 稼働中 | 純粋エリオット第3波(レジサポ・ダウ・SMA一切使わず波形のみ) |
命名規則のメリット
1. 系列が一目で分かる
「PT001 から PT005 まで現状5種類ある」と一目で理解できる。今後 PT006、PT007 と新戦略を追加していく際に、検証の整理が楽になる。
2. MAGICナンバーとの対応が明確
ログで PT003 と表示されていれば、即座に MAGIC 30001/30002 のポジションだと分かる。MT5上での目視確認・履歴照合の速度が上がる。
3. ロジック内容と名前を分離
これまでの名称(P2_EW や EW_PURE など)は、戦略のロジック概要が名前に含まれていた。これは直感的ではあるが、戦略を改修した時に名前と実態がズレやすい。連番形式にすることで、戦略の中身は別途ドキュメントで管理し、識別子は安定させる方針に切り替える。
変更しないもの
| 対象 | 理由 |
|---|---|
| MAGICナンバー(10001 等) | MT5 上で稼働中のポジションを識別するキー。変更すると現存ポジションが「他人のポジション」扱いになる |
| 過去のログ | 当時の名称で記録されたものは、当時の文脈のまま残す |
| 過去のバックテスト報告書 | 同上。書き直すと混乱の元になる |
ファイル名(pattern1.py など) | 今回は表示・ログのみの変更。ファイル名・モジュール名のリネームは別フェーズ(土曜のマーケットクローズ中に実施予定) |
段階的な移行計画
| フェーズ | 内容 | 実施タイミング |
|---|---|---|
| Phase 1 ✅ | 表示・ログ・MT5注文コメントを新名称に変更 | 本日 (2026-04-29) |
| Phase 2 | ファイル名・モジュール名(pattern1.py → pt001.py 等)の変更 | 土曜マーケットクローズ中(5/2 予定の P2 BE+8 実装と同タイミング) |
| Phase 3 | 各種ドキュメント・社内メモ更新 | 順次 |
注: 命名規則を変えても、戦略のロジック自体は一切変更していない。BTで検証した結果や運用パフォーマンスへの影響はない。あくまで管理上の整理である。
今後について
戦略の追加・撤去は、今後も検証ベースで判断していく。新戦略を投入する際は PT006 以降の番号を順次割り当てる。撤去された戦略の番号は欠番のまま残し、再利用しない(履歴の一意性を保つため)。
本ブログでも、今後の運用報告は新名称で記述していく。ただし過去記事の名称は変更しないので、古い記事を読む際は本記事のマッピング表を参照してほしい。
